JAえちご中越

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【創刊特集】JA えちご中越の飛躍へ

JAえちご中越の誕生にあたり、JAの目指す姿や初年度の事業活動など、 新たな舵を取る2 人のトップよりお伝えいたします。

JAに求められる姿と、大切にしていくこと

𠮷田文彦 会長

 現在の管内農業を取り巻く環境は、人口や組合員の減少と共に担い手不足と農業従事者の高齢化、生産資材の高騰を価格転嫁できない状況などで縮小傾向が続いている現状にあります。また、金融情勢の悪化によりJAの経営環境も厳しさを増しています。

 合併により、JAの経営基盤を強固なものにすることで、地域農業の生産基盤を下支えし、生産力の維持向上を図ることと、組合員の暮らしと営農を守る最後の砦としてのJA事業が求められていると考えています。

経営管理委員会 会長 𠮷田 文彦(ヨシダ フミヒコ) [趣味] 温泉巡り、美術館巡り

 

山口浩聡 理事長

 長引く低金利政策や人口の減少により、地方銀行の合併が必要となる時代になりました。JAも収益を支えてきた金融・共済部門の収益力低下により、営農・経済事業を下支えする力が薄れてきています。

 新JAとして変化していく環境に順応し、持続的に組合員・地域住民の暮らしと営農を守り、共に発展していくことが大切と考えています。

代表理事 理事長 山口 浩聡(ヤマグチ ヒロフサ) [趣味] 海の船釣り

 

合併初年度、力をいれていくこと

𠮷田文彦 会長

 まずはJA事業の最前線となる支店や施設の機能が停滞することの無いよう、本店の体制を整えることが内部的には最初に注力すべきことと考えます。また、組合員には合併に対して不安をお持ちの方もいらっしゃることと思いますが、それを払拭できる広報活動やJAとの結びつきの強化を進めていきたいと考えています。

 

山口浩聡 理事長

 JAは、人と人との結びつきの組織です。組合員・地域住民の皆様から、合併したらJAが疎遠になったと言われないよう、今まで以上に対話活動を重視して取り組んでいきます。この対話活動などを通じて合併直後の現状を再確認し、皆様から「信頼され、選ばれ、必要とされるJA」を目指して、持続可能な経営体となる中長期的な経営目標の策定と検証体制を整えていきたいと考えています。

  

合併による「JAえちご中越」の強み

𠮷田文彦 会長

 量的拡大を有利販売や資材の価格交渉で活かすことは勿論のことですが、これまで4JAが行ってきた特色ある取り組みにより、地域農業の発展を支えてきたノウハウを横展開することで、大きな強みとなると期待しています。

 同様に各分野で優れた知識や経験を持った職員が同じ目標に向かって力を合わせることで、全体のレベルアップと意識改革に繋げることが可能と考えています。

 

山口浩聡 理事長

 4JAのこれまでの事業を一体的に進めることで、様々な効果を生み出していけるのが、JAえちご中越の強みです。4JAの多品目にわたるブランドを活かした有利販売の拡大や、購買取扱量の増加による仕入れ生産コストの削減、多彩な職員のノウハウを活かした専門性の向上と相談機能・対応力の強化などが期待されます。また、所別部門別損益管理を通じ、事業の合理化や労働生産性の向上も図っていけるものと考えています。

 

 JAえちご中越の目指す将来像

𠮷田文彦 会長

 4JAそれぞれ違った環境や風土のなかで育んできた地域農業を互いに認め合いながらも、過去にとらわれない発想を積極的に取り入れた独自性ある事業を展開していくことで、生産者が安心して農業生産に汗を流せる環境を支えていくJAを目指していきます。

 

山口浩聡 理事長

 JAえちご中越は新潟県の中央に位置し、平野から山間地、海沿いまで、幅広い農地に恵まれています。豊かな自然の中で地域全体が「明るく、楽しく、元気よく、強く」生活できる一翼を担える組織を目指していきます。どうぞJAえちご中越をよろしくお願いいたします。

この特集が掲載されている
「ぎゅっと中越」
ぎゅっと中越 2023年創刊号 vol.01 ダウンロード(PDF 38 MB)
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