JAえちご中越

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2023/06/09

会長からのメッセージ⑦

身近なところにも・・・

 昨日、日本農業新聞に当JA小国支店が特殊詐欺を未然に防いだとして柏崎警察署から感謝状を受けたとの記事が掲載されました。
 5月中旬、JAえちご中越小国支店の利用者に「介護保険の還付金がある」と電話があり来店された。不審に思った職員が携帯電話を掛けながらATMに移動した女性と電話を代わり事なきを得たというものでした。
 振り込め詐欺が社会問題になって久しいところですが、これだけ騒がれ連日のように被害者や逮捕者のニュースが流れていても無くならないということは、いかに巧妙な話術を使って行われているかが容易に想像されます。
 一説には「掛け子」(電話を掛ける役割でこの手の詐欺で最も重要な役割)には、疑いを持った人に対しても言葉巧みに信じ込ませる話法が示されているマニュアルが存在するとも言われております。つまり疑う相手に「これで大事にはならない」とか「他人に話すとさらに面倒になる」「法律が・・・」「弁護士が・・・」などと相手を不安にさせ人に相談できないようにする話法がびっしりと書かれているとか。

 最近では電話だけでなく、スマートフォンに送られてくる文章の発信者のアカウント(名前のようなもの)には、誰もが知る会社の名前が平気で使われており、信用してワンクリック(指で触れる)するだけで詐欺グループにつながり、矢継ぎ早の返信により誘導され被害を受けるケースも多発しています。その手法も年々巧妙化して、年間300億円近い被害額に上っていると言われております。
 被害者の多くは高齢者で、老後をささやかに暮らす為の貯金を「還付金がある」とか子や孫をネタに搾取するという許せない卑劣な行為です。

 そういう私も高齢者の仲間入りし、これまで他人事、よそ事と思っていた事がこんな身近で起こっているということをしっかりと受け止め、「組合員の暮らしを守る」JAの仕事のひとつとして、組合員の財産を守る意識を改めて全職員と共有して行かなければと感じたところです。

 

 話題がそれました。
 で、本日遅ればせながら小国支店を表敬訪問し該当職員と面談して参りました。

 支店職員がすぐに「オカシイ」と気づき、窓口職員が声を掛け一旦電話を切って、副支店長が利用者を近くの長岡市小国支所に同行したことで還付金詐欺と判明したそうです。
 その場にいた職員が連携し被害を未然に防止できた事案だったそうですが、実際に言葉を掛けることは、失礼に当たらないかとか少なからず勇気の要る行動だったと思いますし、ましてや詐欺グループへの恐怖もあったことと思います。
 職員の連携と小さな勇気が利用者の財産を守り、大きな信頼と評価を得たと感謝を伝えました。

 

 今日の会長メッセージはJA、JA職員のプチ自慢の一話でした。

 

 

令和5年 6月 9日
JAえちご中越
経営管理委員会 会長
𠮷田 文彦